はるる×にわか×りっきー「最年少の3人、彼らを変えたDMGP」

愛知に来てからマーシャルを知った

 DMGP2024-2ndのオリジナル環境といえば、【ドロマーマーシャル】の躍進が記憶に新しいところだろう。
 にわかのカバレージで記載があった通り、DTL選手がマーシャルの情報をキャッチしたのはおおよそ愛知に到着した前後くらい。
 はるるも同様に愛知に来てから知ったという。にわかのベスト128もさることながら、はるるもこの状態でベスト64というのだから大したものすぎる。

はるる「今までに【マーシャル】系統のデッキを使ったこともなかったから前日にひたすらに回して、当日もやりながら覚えていった感じです」

にわか「よちよち歩きみたいだったね」

はるる「そもそもが難しいデッキだったから予選は本当にひどくて……ギリギリ本戦に行くまでには形になったかなと思います」

はるる「それで、優勝したジンジャーさんに64で負け。あの人のメクレイド、優勝する引きだったよ」

 ジンジャー選手といえば、準決勝、えむつー選手の【マーシャル】に対する的確なプレイで話題になった北信越の雄。

はるる「でも彼も”死に覚え”だったと思いますよ。僕とやったときはそんなにプレイが冴えてなかった印象があるので、勝ち上がっていく道中で覚えていったんだと思います」

 プレイする側もプレイされる側も【マーシャル】に振り回される。
 振り返ってみると、そういう意味では過去に例を見ない環境の大会だったのかもしれない。

DMPランキングで勝つ秘訣

 DMPランキングの話題。
 これに関してはまずはCS最多優勝のはるるに話を聞きたいところだが……本人からは謙遜の言葉が帰ってきた。

はるる「上期、苦戦した側なんで俺の秘訣なんてあてになるんですかね……」

はるる「今までのランキングはいわゆるログインボーナスを積み重ねるのがすごく重要だったんですよ」

にわか「そう、60、120ptを積み重ねていくやつね。たまに180ptになったら嬉しいよねみたいな」

はるる「だから普通に強いデッキを使ってアベレージを保ちつつ、たまに優勝する……みたいな勝ち方が重要だったんですけど……」

 2024年度からのシステム変更。1週間に出場した中で、実際のポイントとして計上されるのは上位2CSのみ。
 平日もCSに出続けて試行回数を稼ぐ戦略は依然有効ではあるが、彼らに求められる戦略も少しずつ変わってきたようだ。

はるる「ログインボーナスよりも好成績が求められるようになったんですよね。これが結構しんどくて、優勝しないと順位が伸びなくなってしまった」

◆ドラ焼き「やめて……それ以上その話題やめて……」(絶賛後期DMPランキングで苦戦中)

はるる「実際今のオリジナルはすごくしんどいよね、ドラちゃんは土日オリジナル避けて参加しようとしてるのも伺えるし、にわかが勝ったのもアドバンスだもんね」

はるる「今のオリジナル、【バード】と【マーシャル】っていう全く性質の違うデッキ2つが台頭しちゃったし、それらを使っても全然順位が上がんない」

◆ドラ焼きで、俺じゃない【バード】が優勝してるんだよね

はるるみみみくらいはっちゃけてたほうが勝ちやすいかもしれないかもけどね。彼は実際全国出てるし」

◆ドラ焼き「変なデッキ使って1.2倍当てまくるとかね。相手のミスを拾い集めて優勝しました~なんてのはやっぱり強いよ。【マーシャル】も出始めの頃はそういう勝ち方ばっかりしてたと思うしね」

◆ドラ焼き「まあそれを加味しても今は【バード】のほうがデッキ評価高いんだけど……これだけは言わせてください、メクレイドはクソ!

はるる「似たような立ち位置だった【マジック】はドローによってプランを立てやすかったけど、【バード】はメクレイドばっかだからね……」

◆ドラ焼き「《雷炎翔鎧バルピアレスク》全然捲れなかったりとか当たり前だからね」

 それぞれ苦労の跡が伺える……。
 にわか◆ドラ焼きは後期ランキングでの全国大会出場を狙っている。彼らの今後の大会での活躍も楽しみにしていきたい。

(ちなみにインタビュー後、◆ドラ焼きはCSで2回優勝!おめでとう!)

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